南北線延伸について
工事計画
白金高輪駅で分岐し、品川駅方面へ2.5km延伸する計画についてご紹介します。
工事計画イラスト
工事概要
現在の品川駅西口の横に位置する国道15号直下に地下鉄の品川駅を造ります。平面図は、列車が発着する地下3階のホーム階を示しています。地下鉄品川駅のホーム延長は、約165mで、駅舎の延長は約460mです。構築物を築造するために、幅約19mから22m、深さ約23mから27m、地下を掘削します。
工事の流れ
準備工事
道路交通を維持しながら車道に工事エリアを確保するために、歩道の街路灯等を一時撤去・移設します。
構造物を造るために土を掘りますが、安全に掘削するため土留め壁を設置する必要があります。土留め壁の設置位置にある各種埋設物については影響しない範囲に移設します。
土留め壁
地下を安全に掘削するために、地上から地下に向かって杭を打ちます。本工事の杭打ちは2種類あり、一つは掘削したときに地山が崩れないようにする「土留め壁」です。もう一つは、大きい埋設物を受けながら、路面の荷重を支える「中間支持杭」です。
杭打ちはまず、削孔機を使って地中に穴を開けます。所定の深さまで削孔した後、クレーンを使用して鋼材を建てこみ土留め壁を完成させます。これにより、施工に伴う大きな振動や騒音を最小限に抑えることができます。
路面覆工
国道15号上の路面交通を維持しながら地下を掘削するために、路面覆工板を設置します。道路の下を掘削しても一般車両や歩行者が、安全に通行できるようにします。
掘削
路面覆工板を開けて掘削を行い、土砂を搬出します。掘削深度に応じて各埋設物を防護しつつ掘り下げます。約26m掘り下げて掘削完了となります。
構造物築造
下から上に向けて、順次、構築していきます。鉄筋の組立・かた枠の組立・コンクリートの打設を繰り返して行い、地下鉄品川駅の構築を完成させます。
埋戻し・道路復旧
構築が完了した後は、構築上の埋戻しを行います。埋戻し完了後は、路面覆工板の撤去と杭の引抜きを順次行い、道路を復旧します。
工事概要
目黒通りにおいて営業中の南北線直下に、品川方面に分岐するための構築物を新設します。工事延長は約120mです。初めに営業中の南北線の下に、品川方面に分岐するトンネルとして高さ約10m、幅約13mの構築物を築造します。次に南北線の横に、電気室等として高さ約30m、幅約7mの構築物を新設します。
工事の流れ
準備工事
道路交通を維持しながら車道に工事エリアを確保するために、歩道の街路灯等を一時撤去・移設して歩道を狭め、車道を拡幅します。
構造物を造るために土を掘りますが、安全に掘削するため土留め壁を設置する必要があります。土留め壁の設置位置にある各種埋設物については影響しない範囲に移設します。
土留め壁
準備工事完了後、安全に土を掘るために必要な土留め壁を設置します。
路面覆工
路面の舗装を路面覆工板(鉄製の厚い板)に置き換え、道路下を掘削しても車両や歩行者が安全に通行できるようにします。
掘削
路面覆工板を開けて掘削を行い、土砂を搬出します。掘削深度に応じて各埋設物を防護しつつ掘り下げます。約40m掘り下げて掘削完了となります。
構造物築造
下から上の階に向けて、コンクリートを順次打設していきます。
地下2階部のコンクリートを打設し、構築を完了させます。
埋戻し・道路復旧
構築が完了した後は、構築上の埋戻しを行います。埋戻し完了後は、路面覆工板の撤去と杭の引抜きを順次行い、道路を復旧します。